施工事例
【兵庫県神戸市】マンション自走式立体駐車場止水工事2023.09.08
自走式駐車場の劣化対策事例
神戸市にあるマンションの自走式立体駐車場にて、屋上部分からの雨漏りが2ヵ所で発生し、デッキプレートに錆が広がっていました。これにより、下階に駐車している車両への水滴落下などの影響が確認され、早急な対応が必要となりました。
本施工では、以下の防水・補修工事を実施し、駐車場の安全性と耐久性を回復しました。
- デッキプレートの錆止め処理
- 屋上駐車場のひび割れ補修
- 浸透性防水材「シリカテック」による防水塗布
マンションの駐車場メンテナンスや雨漏り対策をご検討の方にとって、参考となる施工事例です。




屋上でのシリカテック塗布作業に際し、下階に駐車中の車両や周辺の金属部材に塗料が付着しないよう、丁寧に養生を施しています。
シリカテックは高い密着性を持つため、ガラスや金属や石材などに付着すると除去が困難になります。そのため、車両・塀・設備などの対象物には事前にしっかりと養生を行い、安全に配慮した施工を徹底しています。


漏水の原因となるひび割れ部分の補修を行います。
まず、ひび割れ内部に浸透性防水材「シリカテック」を注入し、続けてセメント系グラウト材で表面をしっかりと塞ぐことで、雨水の浸入を防ぎます。
構造の保護と再発防止を目的とした、確実な補修工程です。




塀や消防器具周辺では、シリカテックが金属部材や手すりに飛散・付着しないよう、ローラーを使用して丁寧に塗布しています。
事前に養生を施したうえで、ローラーで塗布することで、不要な付着のリスクを最小限に抑え、安全かつ確実な施工を行っています。

