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新築屋上防水の新しい選択肢:浸透性防水材(躯体改質型防水)2026.02.18
― 将来の大規模修繕計画を見据えた仕様選定 ―
マンションの屋上防水は、一般的に「更新を前提とした積層型防水」が採用されます。
代表的な工法は、
・ウレタン防水
・アスファルト防水
・塩ビシート防水
などが挙げられます。
いずれも確立された工法ですが、防水層を“躯体の上に積層する”構造”であるため、
耐用年数に達すると 既存防水層の撤去 ⇒ 新規防水層の再施工 が必要になります。
この更新時には、
・防水層撤去費
・産業廃棄物処分費
・重機搬入費
・工期の長期化
・居住者への影響
といった負担が避けられません。
つまり、新築時の防水仕様選定は、
将来の大規模修繕の規模を左右する重要な判断になります。
撤去を前提としない防水設計という考え方
近年、検討されることが増えているのが「浸透性防水材」というアプローチです。
これは、表面に防水層を“載せる”のではなく、
コンクリート内部を改質し、躯体そのものに止水性能を持たせる工法です。
・コンクリート内部の空隙を充填
・水の通り道を遮断
・躯体自体が防水性能を持つ状態にする
という設計思想で、従来の積層型防水とは根本的に異なります。
新築時にこの工法を採用すると、将来の改修は
「全面撤去」ではなく「性能の再付与」や「部分補修」
で対応できる可能性があります。
改修時の実際の対応例
既存建物でも、以下のような低侵襲改修が可能だった事例があります。
・既存防水層を全面撤去せず、その上から施工
・シンダーコンクリート仕上げの場合、目地部のみ開口し、
そこから含浸・流し込み施工
特にシンダーコンクリート屋上では、
目地部のみの部分撤去で対応できるケースがあり、
重機搬入や全面解体を伴わない改修が実現することもあります。


すべての案件に適用できるわけではありませんが、
・全面撤去を前提としない
・重機搬入を必要としない
・産廃発生量を抑えられる
という点で、検討する価値のある選択肢です。

産廃が大量に発生

躯体内部を改質して止水性能を付与する仕上がり
※従来工法と浸透性防水材(シリカテック)では、更新時の負担が大きく異なります。
新築時に採用することで変わる「更新性」
新築段階で浸透性防水材を採用すると、
将来の修繕計画に以下のような変化が生まれます。
・防水層撤去工程が不要
・躯体亀裂の視認性が高い
・部分補修
・再含浸による対応が可能
・修繕計画が軽量化できる
・工期短縮
・産廃削減
これは単なる工事費の問題ではなく、
長期修繕計画全体の設計思想に関わる判断です。
防水を「20年ごとに全面更新する層」と考えるのか、
「躯体性能として維持・再付与していくもの」と考えるのか。
仕様選定の段階で、その方向性は決まります。
防水仕様は“維持管理性”まで含めて設計する時代へ
建物の長寿命化が求められる中、
防水工法の選定は初期コストだけでなく、
・更新性
・維持管理性
・産廃削減
・工期短縮
・居住者負担軽減
といった視点で比較することが重要になっています。
新築マンションの屋上防水を検討する際、
従来型の積層防水工法に加え、
浸透性防水材という選択肢を一度俯瞰してみる価値は十分にあります。
将来の大規模修繕を「どの規模にするか」は、
新築時の設計判断にかかっています。
シリカテック浸透性防水材の特徴
・新築時に採用することで、将来の改修コストを大幅に削減できる可能性
・10~20年保証に対応
・瑕疵保険に加入可能(大手5社で取得済み)
・既存建物での低侵襲改修の実績多数
・施工写真/検査記録の提出が可能
設計段階での工法検討にも対応しています。
お気軽にお問い合わせください。
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・施工事例:【東京都世田谷区】新築オフィスビル|屋上・EVピット防水工事

